ブックタイトル愉快なまつさん「満員御礼」

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愉快なまつさん「満員御礼」

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概要

愉快なまつさん「満員御礼」

7だ。菓子パンの行きつくところ、つまり、生き残る事が出来るのは、あんパンなのではないだろうか。まつは、「とんでもない、十個位なら、すぐになくなっちゃうじゃない。あなただって食べてるんだから、そのくらいわかるでしょ? 私にはお見通しよ、幸恵さん。そうなのよ。あなた本当は、消費税が上がったのを気にしてるんじゃない?」「まあ、それもそうだけど…」ズバリ!と、当てられた。「消費税ねえ、あれも厄介だわ。国民の意見も聞いてくれないで、どんどん上げちゃうんだもの。お金持ちならともかく、私たち庶民には辛いわよね」まつは良く分かっているではないか。それはともかく、幸恵は言った。「一日に三個食べたとしても、多すぎると思うわ。あんまり食べると、体重にひびく