新刊案内

新刊案内一覧

愉快なまつさん「満員御礼」

わたなべ えいこ(著)

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  • 文庫判
  • 324ページ
  • ISBN-13:9784904620236


【内容紹介】

まつは同居する嫁の幸恵とスーパーで大騒ぎ。
その後も次々騒動を起こす。
ある日まつが亡き夫と結婚式をすると言うと、段ボールハウスで暮らす男たちが招待状を手に家にやってきた。
まつの気をそらして男たちを帰らせたが、しばらくしてまつは外出したまま家に戻ってこなかった。
捜索願を出した幸恵が駆け付けた公園で見たものは……。
果たしてまつは念願の亡き夫との結婚式をあげることができるのか、おかしくも心温まる物語。

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一生懸命書いて生み出した小説だから、日の目を見せてあげたかった。
私の大事な大事なこの小説。

文庫本を自費出版してくれる会社をホームページで探し、コシーナにしました。
信用できると思ったからです。

以前、大手の出版社からエッセイを自費出版した時、コシーナの10倍のお金を支払いました。
しかし5か月後にできあがってきた本はかなり手を入れられ、元の私の原稿とは違ったものになってしまいました。
そのうえ、出版後の世話はしてもらえず、あれは何だったのかと心苦しい思いをしました。

コシーナは何でも対応が早いです。
校正用に送られてきた附箋の枚数が足りなくなるほど、それも2回も、修正する面倒をかけてしまいました。

そのために発行日が1か月延びたにもかかわらず、気持ちよく接していただき、思い通りの『我が子』を手にできました。

私は次の本もコシーナに決めました。
担当者様、お世話になり本当にありがとうございました。

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わたなべ 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

以前のご出版では、なかなか思った様に物事が運ばなかったご様子。

業者との相性、温度の違いなどもありますから、なかかなうまくいかないこともあるようです。

頂いたお言葉から察するに、わたなべ様とコシーナブック相性はバッチリだったようで、私たちも安心いたしました。

また、いろいろとありがたいお言葉を頂戴し、感謝申し上げます。

校正・修整に関しては、コシーナブックスから、その回数や度合いの制限を設けることはいたしません。

手塩にかけて、素敵な「我が子」を出版できるのであれば、それこそがコシーナブックスの役目だと思っていますので。

また次回、ご出版の際には、是非ともお声掛けくださいませ。

コシーナブックススタッフ一同

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ポカポカ

武田 いづみ(著)

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  • 文庫判
  • 228ページ
  • ISBN-13:9784904620212


【内容紹介】

暗い部屋に帰って、さあ寝ようってときになると、決まってセンチメンタルがやってきて、私のことポカポカぶつんだよ───。

ユーモアと狂気、そして一瞬にして弾け飛びそうな脆さを惜しげもなく表現する“路上とベッドルームの現代詩集”。

10年分の散文から削り出された詩に、書き下ろしをあわせた8 章140篇。 

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コシーナブックスさんに出版をお願いしたいと思ったのは、他の出版社・印刷会社にはない「コンセプト」があったからです。 

今回、自分の文章はもちろん、カバーデザインをしてもらったアーティストさんの仕事もきちんと世に出したいという思いがあったので、細かい点も妥協することができず、何度もやり取りをさせていただきました。

きっと、だいぶ困ったお客だったのではないかと思います。

途中いろいろありましたが、根気強くお付き合いいただいたおかげで、自分の本でありながら「これ、いい本でしょう?」と人に言いたくなるようなクオリティーの高い本が出来上がりました。

このクオリティーの力を借りつつ、私の書いた言葉がひとりでも多くの方に届けば、と思います。

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武田 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

初校正を作成するに当たり、お互いのパソコンの環境が異なることからトラブルが発生してしまいました。大変申し訳ありませんでした。

以降、こちらの環境をアップグレードし、対応させていただきました。

本文レイアウトにつきましては、一部の詩をページのセンターに配置するなど、ところどころペースを変えて構築するなど、武田様のこだわりを感じました。

また「著者様の声」にもあります通り、カバーのデザインは武田様の方でデザイナー様と作り込んでいただき、コシーナブックスには完全データでの入稿となっています。

このほか帯、しおり、さらには本文の挿絵もオリジナルデザインで作成しています。

ビジュアルにおいても、細部まで武田様のこだわりが感じられます。

Amazon.co.jpでも販売されている本書が、一冊でも多く、全国の皆様のお手元に届くのをお祈りしています。

コシーナブックススタッフ一同

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沢の風と空

髙橋 栄(著)

  • 四六判
  • 208ページ
  • ISBN-13:9784904620229 
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突然、冊子を作ろうと思い出版社を探した。
自分のウェブサイトに掲載してきた随筆などを本にまとめようと思い立ったのだ。

ウェブ上で出版社を探すとコシーナブックス((株)アドリブハウス)のホームページがあった。
数ある中でなぜこの出版社に目が止まったかというと、細かな点に配慮して本作りを実践している雰囲気がページに溢れていたからだった。
値段も高くはなかった。今までの経験からすれば安いと思った。
最近は、原稿を冊子にまとめて出版してくれる会社はかなり多い。
だが、せっかく出す本であるから、できれば洒落たものにしたいと思う。
それに応えてくれる出版社と感じた。

6月10日ごろに、アドリブハウスへ費用見積り、原稿の入力の仕方、装幀の希望など、実に細かい点について問い合わせた。
それに適時、的確に回答を頂いた。
このスピーディーな対応に感心しながら、満足した。きっと良い本を作ってくれる、そんな思いが強くなった。

6月中旬から下旬にかけて当方の原稿作りと修正、校正に熱が入る。
6月末に脱稿して、7月3日に出版の正式手続きをした。
同日に製作費用を振り込んだ。この、申し込み時点での、「製作費用の全額振込み」には、少し抵抗があった。
実は、出版社選択のなかで、最も迷ったことである。

昨今、様々な詐欺にあう事例を耳にすることが多い。
本を作らずに持ち逃げされたらどうしよう、そんな疑念をなかなか払しょくできなかった。
ウェブの情報だけで完全な信用を得るのは難しい。
アドリブハウスの親会社であると思われる印刷会社のホームページを見たりして納得することにした。
でも、注文する側から見れば、このような疑問は、当然のことと思う。
つい最近、しかもウェブで知ったばかりの会社に、何の担保もなく少なくない金額を振り込むという行為は、注文者の側からいえばリスクが高いといわざるを得ない。
製作前に全額ではなく、申し込み時、校正時、印刷製本時に分割して振り込む選択肢があれば、これらの心配は少なくなるものと思った。

出稿後の校正刷りは二週間後には頂いた。
入稿、入金後2~3週間とのことだったので、正確に対応して頂いたことになる。この辺りでも、アドリブハウスの対応に信頼がおけた。

ただ、その後の印刷、製本の工程のなかで、製本に不具合があって納期が一週間ほど遅れた。
製造業にとって製造ミスは信頼を失うが、その対応は的確で速かった。
一週間たたずに、8月20日に本が届いた。
すでに、納期に合わせて発送の準備をしていたので有り難かった。
正式申し込みから1.5か月ほどで出来上がったことになる。
納期にルーズという出版業界の印象からみて満足な結果だった。
この点は、改めて感心した。

頂戴した冊子は、ほぼイメージ通りのものに仕上がっていた。
アドリブハウスのお陰である。
ただ、装幀、カバーの寸法、目次レイアウト、製本の仕上がりなど細かい点では、完全な満足とはいかなかった。

本作りの製作過程でのスピーディーな対応は、ほぼ完全な満足だったが、こちらには若干のマイナス点が付く。
装幀については、出版社任せなので、しかもその評価は、感性のものなのでもともと正確な評価が難しい。
本文、目次レイアウトに関しては、校正はこちらでやっているので、もう少し踏み込んで疑問を正しておけばよかった。
製本の仕上がりについても主観的な問題かもしれないので減点数は小さい。

という訳で、今回製作をお願いした冊子の出来上がりの評価は80点ぐらいだろうと思う。
もし、今後にお願いする機会があれば、100点に近づけたいものだと思っている。

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髙橋 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

髙橋様からは「著者様の声」以外にも様々なご意見をいただきました。

それらひとつひとつがスタッフの胸に響き、今後の書籍作りの指標、ベクトルとなっています。

本当にありがとうございました。

また制作費用の前払い制度につきましては、多大なるご心配をおかけし、まことに申し訳ありませんでした。

コシーナブックスのコンセプトのひとつである「リーズナブル」──可能な限りお客様に安価に出版していただく──を維持するため、システム的にどうしても必要な部分であること、ご理解くださいませ。

ただしシステム見直しの際には、重要なご意見として、組み込みも検討させていただきたく存じます。

次回、もし再びご出版のお手伝いをさせていただくような機会がございましたら、そのときは是非とも100点を目指して作業に取り組ませていただきます。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

コシーナブックススタッフ一同

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猟奇唄(上)

間 武(著)

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  • 文庫判
  • 138ページ
  • ISBN-13:9784904620205


【内容紹介】

「嵌めてゐた、手袋脱ぎ捨て/息の根の/止まる刹那を味わふ夜」

「白衣のポケツトには/血よりも赤い口紅が一本/消灯時刻を待つていた」

「眉剃りて/血の涙を両頬に描きて/復讐の夜、異形となりゆく」

…狂気を題目に紡がれた三行詩220篇と、既刊本より再録した31篇、計251篇を一挙収録。

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今作でじつに4度目の製作依頼となりました。

2度ある事は3度ある、と言いますが4度となるともう、これは相当なものです。

そして、その信頼どおりの素晴らしい本が出来上がりました。

 

初めてお仕事を依頼してからはや5年が経ちますが、その時に作っていただいた詩集も今では約800部が巣立ってゆきました。

その長きにわたって、Amazonサポートを継続していただけていることに感謝いたしておりますし、またこのように何時迄も売れていく本が作れたのは、コシーナブックスさんのお陰だと思っております。

少しずつ少しずつ売れていくスルメ味の楽しみは、自費出版のひとつの醍醐味ではないでしょうか。

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間 様

この度はコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

著者様からの声にもあります通り、実に4度目のご出版のお手伝いをさせていただきました。

ひとつひとつの言葉のチョイス、背景に漂うそこはかとない猟奇、そしてなによりも、たった3行の詩の向こう側にある、読者のイマジネーションをかきたてる犯罪への道程など、今回も「いち読者」として楽しませていただきました。

間様が過去に出版された3冊の詩集(「日常を袋詰めにして海に捨てた罪」「痴夢」「某日」)は、出版されて数年が経過したものもありますが、実にコンスタントに売れています。

これも間様が、常に新しいファンを開拓してきたからに他ならないと思います。

スタッフの中にも間様のファンは多く、下巻の出版を一同楽しみにしていること、付け加えさせていただきます。

コシーナブックススタッフ一同

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閃光のプレリュード

霧下 玄彦(著)

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  • 文庫判
  • 400ページ
  • ISBN-13:9784904620194


【内容紹介】

救急医瀧本航介はある夏の朝、偶然にも旅客機の炎上墜落事故を目撃する。

その機には自分のフィアンセがCAとして乗務していたが、得体のしれないウイルスに感染し、死線を彷徨う。

治療方法を模索するうちに、この事故はある大国とイスラム過激派を取り巻く国際的な陰謀の末に引き起こされた大スキャンダルであることが明らかになる。

事件の隠蔽を図る側と白日の下に晒そうとする側との攻防戦が続き、思わぬ展開を見せる。

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初めてお世話になります。

特別な思いもなくつらつらと書き進めていたサスペンスノベルを、このような形で出版出来る事に感謝いたします。

父や母がかつて回顧録や短歌集を自費出版していた事は知っていましたが、本を出すと言う事は敷居の高い事である、と朧気に感じていた事も事実です。

出版を決意してからお世話になるべき出版社さんを検索していたところ、コシーナブックスさんのホームページを拝見し、コストも含め作者に寄り添う姿勢に感銘を受けお願いすることにいたしました。

実際、投稿から校正を進めてゆくうちに、その無駄の無いスピーディーでスキルフルな仕事ぶりに日々安心感が募って参りました。

又、完成本が届いてから程なくしてアマゾン社の通販サイトで流通される事になった事も、貴社の誠実さが色濃く反映されているな、と感じました。

完成本を手に取って見て、再び執筆意欲が湧いて参りました。

再度出版する機会が有りましたら宜しくお願い申し上げます。

貴社の益々のご繁栄を祈念しております。

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霧下 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

まず驚かされたのは、400ページというボリュームでした。

次に驚かされたのが、物語に登場するパイロット、航空業界に注ぎ込まれたリアリティーでした。

開業医である霧下様の、全く畑の違う航空業界の業務内容や航空機に対するリサーチの精密さには驚嘆させられます。

さて今回のご出版に際しましては、カバーデザインをオリジナルでとのご要望を頂いておりました。

デザイナーは「閃光のプレリュード」のストーリーからイマジネーションを広げ、イメージを落とし込み、二つのデザイン案を作成いたしました。

デザインコンセプトシート
飛行機事故からはじまり、テロ、CIA、製薬、さまざまな陰謀を、個人の気づきやヒントの点と点が線となり真相が明らかになっていくストーリーでしたので、タイトルにある通り、プレリュード(前奏曲)をビジュアライズしました。

1案目は、ストーリーのはじまりである主人公の目線で制作しました。

墜落事故を遠目に目撃した瞬間からの胸のざわめきとそれぞれの思惑がうごめく不穏な動きをあらわしています。

2案目は、飛行機内で繰り広げられる不穏な動きを表現しました。

乗客の知らぬ間に貨物室で温度を上げるふつふつとしたものや、乗客が気づいていく怪しい動き、機長がブリーフィングの際ひっかかっていたものが明らかになる前兆などをあらわしています。

読者の好奇心をくすぐるよう、どちらも抽象的なイメージにとどめ、ざわざわした気持ちをノイズで表現ています。

タイポグラフィーは何かが起こる怪しい雰囲気を醸すよう意識しました。

 

結果として1案目をお選び頂き、書籍は完成しました。

サスペンスフルな内容にあった、緊張感のあるデザインになっていると思います。

また再びこのような機会がありましたら、是非ともよろしくお願い申し上げます。

コシーナブックススタッフ一同

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四行シリトリ作品集4

斉藤 そよ(編著)

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  • 四六版
  • 258ページ
  • ISBN-13:9784904620175

 

【内容紹介】

四行シリトリは、2000年の6月から続いています。

はじまりの数ヶ月間は毎日、 その後の6年間は週に一度(火曜日に)、2007年からは月に一度(一日に)、こうして続いてきた四行シリトリはまもなく、更新400回を迎えます。

シリトリなので、もちろんずっとシリとアタマがつながっています。

十四年間ずっとです。

奇跡の軌跡を残したく4冊目の作品集を編みました。

本書には、2006年の夏から2014年の春までに投稿された作品を各章ごとに時系列に並べています。

この七年半の間に、60名程の方が関わって下さり、どの人も、それぞれの持つ想いや色を、何年間にも渡り、同じような視線で、同じような言葉で、同じように書き続けて下さいました。

途中、どの人にも、どうしてもいつもと同じようにはありえない、在れるはずのないそんな出来事が起こりましたが、それはどうじにどうしてもいつもと同じように(いつも以上に)、言葉遊びをしつづけるあそびつづけるその必要があった時期でもありました。

ひとつひとつのシリトリにはなんの力も、さしたる魅力も感じられない作品群かもしれませんが、この作品集そのものが全体としてひとつの力になれますように。

どこかのだれかのなにかのときに気晴らしや、話し相手や肯定係になれますように。

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今回も、大変お世話になりました。

こちらの少ない予算での本づくりに対応すべくたくさんのお知恵をかしていただきました。

おかげさまで、人の手になじみやすく、扱いやすく、親しみやすい、教科書のような存在感のすてきな本にしあがりました。
何度も何度もくりかえし読まれるためにうまれてきた本なのだと思えます。

トビラの紙質は、触れるたびに手がよろこびます。
すてきな紙を選んでくださりありがとうございました。

きっとまたいつかお世話になりたいです。
その時も、チラシの裏に手描きでアドバイスをいただけるような、そんな台所的な親しさの自費出版社であってほしいと、(あまりの大繁盛にはなられませんようにと)まことに勝手ながら、せつに、願ってしまう所存です。

ほんとうに、ありがとうございました。

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斉藤 様

著者様の声にもありますとおり、斉藤様とは2度目の書籍作りとなります。
再びコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

書籍冒頭、目次前のセクションに、斉藤様の発刊への言葉が綴られています。
とてもシンプルで、柔らかい言葉に満ちた文章ですが、この企画に込められた斉藤様の想いや、この書籍がいかに長い年月をかけ、徐々に徐々に形を整えながら、ひとつの実になっていったかというのが、よく伝わってきます。
ひとつひとつの作品が、何がしかのドラマを抱えている──それがどういったものなのかをうかがい知ることはできないのですが──ことも、書籍をより立体的にしているのかもしれません

書籍作成に当たっては、ご提示いただいたご予算から書籍の仕様を追いかけ、いくつかの案を提示させていただいての作り込みとなりました。
仕上がりにはご満足いただけているようで、安心いたしました。

またいつの日か、作品がまとまり、再び出版をされる折には、ぜひともお手伝いをさせていただきたいと思います。

コシーナブックススタッフ一同

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黒塊

鈴木 勝己(著)

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  • 文庫判
  • 372ページ
  • ISBN-13:9784904620168


【内容紹介】

これからは自分のプライベートも仕事ももっと充実させて、今までよりも楽しく暮らしてやるんだ。── 「エピタフ」より

あたしはこれまでに男に不自由したり苦労したことなど一度も無い。 ── 「黒塊」より

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コシーナブックスさんから本を出版するのは今回が二度目に当たります。

前回は2010年に伯母の介護に奮闘していた際に、何か自分が伯母に出来る事は無いかと考え、自分が描いた作品を読ませたいと思うに至り、コシーナブックスさんに一冊の本にして戴きました。
幸い、伯母が意識もはっきりしていた間に本は出来上がり、読んで貰う事も出来ました。
2011年3月20日に伯母は永眠しました。

今回、新たに二冊目の本を出版したいと思った経緯についてですが、特にこれと言って大きな理由はありません。
ただ、2012年に描いた二つの作品をどうしてもきちんと形にして残したいと思いました。

これからも作品は描き続けますし、今現在描き掛けの作品もあるのですが、2013年は描く事よりもギターを弾く事に集中していました。

一人でも多くの方にこの作品を読んでいただけたら幸いです。

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鈴木 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

まず伯母様のご冥福をお祈りいたします。
また、前作「初恋」の出版に込められた思いをかなえるお手伝いできまいしたこと、光栄に思います。

さて今回は、著者様の声にもありますとおり、鈴木様の2度目の出版をお手伝いさせていただきました。

前作が416ページ、今作「黒塊」が372ページと、両作品とも相当なボリュームがあり、小さな文庫本とはいえ、どっしりとした仕上がりになっています。
しかも前作から2年たたずしての2冊目のご出版で、スタッフ一同、鈴木様の筆のスピードの速さに驚かされるばかりです。

ギター演奏の傍ら、書き溜めたものが形になりそうになったときは、是非ともまたお声をおかけくださいませ。

コシーナブックススタッフ一同

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エスプラネード

石川 希理(著)

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  • 文庫判
  • 222ページ
  • ISBN-13:9784904620151


【内容紹介】

独特の設定、構成で描かれた巧みな作品だ。

自宅から約4キロにわたる過去にまつわるエスプラネード(遊歩道)。
回想と、亡くなったはずの妻との会話など、多様な幻影の中で疑問を感じつつ歩く。
その道は(ま、しゃあないか)と生きた私の、人生のエスプラネードでもある。
そして意外な結末。

諦めを感じる人生をセミドキュメンタリー風の手法で描いた秀逸な作品だ。

(抄)野元正・作家[神戸新聞書評・2013年3 月30日]

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手の皺を見ながら若い頃から書きためたものを形にして残したいと思っていました。
十五人の文芸同人の代表として、書籍の形にして呈示してみたいと考えました。
係累や知己、大学の学生たちに思いを伝えたいと言う気持ちも強くありました。
表題作を新聞紙上で「秀逸な作品」と野元正先生から褒めていただき、それが背を押してくれました。

しかしハードカバーの単行本では手に余ります。
年金と小遣と大学の講師料を計算し、妻の顔を盗み見ながらコシーナに辿り着きました。

見本の載ったHPは親切でした。
担当者様からは丁寧なメールを頂きました。

「よしっ」と、決めたもののそれでも不安でした。

「果たして形にする程のものか」
「著者校正で可能なのか」
「二百五十部など、贈呈して消化出来るか」
「どんなものが出来るのか」

すばらしい体裁のものになりました。
入念で綿密なお心遣いをいただきました。
嬉しく感謝しております。

短篇小説集です。
「奴の生き方・彼の死に方・あなたは?」とコピーを考えました。
SF的なものも二編入っています。
若い方は、「父や祖父の心情を」、五十歳前後以上の方は「己の生き方と照らし合わせつつ」読んで頂きたいと思います。
僅かでも心の琴線に触れれば幸いです。

手元に、書き続けた「童話」や「随筆」など完成稿が多くあります。
出版社の学年誌や、新聞に掲載されたもの、アンソロジーとして単行本に収載されたものなども、出来れば死ぬまでに形にしてみたいと夢想しています。

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石川 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

9月15日に原稿をお送りいただき、11月10日に書籍をお届けできました。
非常にスピーディーに完成まで至りましたのも、早々に校正作業を行っていただいたおかげだと思っています。
文芸同人「アクトス」を主催されているだけあって、やはり手馴れていらっしゃると感服いたしました。

石川様の「手の皺を見ながら若い頃から書きためたものを形にして残したいと思っていました」というお言葉が、まさにコシーナブックスのコンセプトにぴったりでした。
スタッフ一同、このような思いの中での書籍の完成にお付き合いすることが出来て、嬉しく思っています。

同人の皆様にもよろしくお伝えください。
いつの日か、皆様の書籍に対するご感想をお聞かせ願えれば幸いです。

書きとめられたお手元の言葉を、再び「書籍」として世に出すことがございましたら、ぜひともお声をおかけください。

コシーナブックススタッフ一同

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白菊物語

佐藤 直司(著)

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  • 新書判
  • 288ページ
  • ISBN-13:9784904620144


【内容紹介】

大正時代の初期、二人のイタリア人実業家、ジュゼッペ・ファブリとジョヴァンニ・ロンチが来日した。

二人は映画の興行で日本全国を巡業し、帝国劇場などで成功を収めるが、ファブリは缶詰の輸出事業、ロンチはイタリア映画の輸入事業に転じてゆく。

ロンチは怒涛のようなハリウッド映画の流入に抗してイタリア映画の輸入に奔走し、映画改革運動の旗手であった帰山教正と組んで、日本初となる映画の輸出を試みるが…。

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コシーナさんとのお付き合いは前作「コートの中のイタリア」に続いて2回目です。

自費出版というのは商業出版とは異なり、著者の自己責任で好きなことを好きなように書けることが何よりの魅力だと思いますが、今回は無声映画や青森の缶詰工場の来歴など、前回のテーマであったイタリアバレーよりもさらにニッチなテーマであったため、最初から自費出版しようと決めていました。

今回コシーナさんを利用させていただいたのは1回目のお仕事ぶりに非常に満足していたからですが、脱稿した後の作業が極めて簡便であるにもかかわらず、製本された書籍の品質が高いことが気に入っています。

いずれは商業出版でデビューしたいものだと考えて、小説などの執筆にもチャレンジしているのですが、いずれまた商業出版には馴染まないニッチなテーマで何か書いてみたいという思いに捉われた時には、コシーナさんのサービスを利用したいと思っています。

今回の作品はテーマこそニッチの極みですが、無声映画に関わった人物たちが織りなす大正ロマンでもあります。出来るだけ多くの方にお読みいただければ嬉しいのですが。

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佐藤 様

このたびは再びコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

前作「コートの中のイタリア」は、イタリアのプロバレーボールの歴史を、綿密な調査とインタビューで掘り下げた作品でした。
それに対し今作は、無声映画時代のイタリア映画の日本での展開、そしてその背景にあった映画界の歴史を、おそらくは誰も切り取ってこなかった角度から見つめた力作となっています。

「バレーボール」「映画」という、まったく異なるテーマを1冊の書籍にまで昇華させる、佐藤様の取材力、調査力の深さと、洞察力の鋭さ、筆力には驚かされるばかりです。
次回作も期待しています。
テーマが何になるのかも、非常に興味深いところです。

商業出版には馴染まないものであっても、それを必要としている読者は必ずいるはずです。
コアでニッチな書籍を具現化し、そういった読者の方にお届けするのがするのが、コシーナブックスの役割だと考えています。

コシーナブックススタッフ一同

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街灯の温もり

井上 純一(著)

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  • 文庫判
  • 150ページ
  • ISBN-13:9784904620137


【内容紹介】

主人公の〈僕〉は、十九歳の大学生。

大きな精神病院の近くで育ったという子供の頃の体験と、その感受性の強さ故に、周囲との折り合いが悪く、いつしか自分も精神病院に入る事になるのではないかと恐れるようになる。

ある日、バイト先の仲間と一緒に映画のオーディションを受けることになり、その会場で、ユキという名前の女の子と出会う。 

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コシーナブックスを利用して良かった点は、何と言ってもその価格でしょう。
文学賞を受賞できなくたって、リッチじゃなくたって、誰もが「自分の本を出版する」という夢を叶えられるのですから。
コシーナブックスに感謝の気持ちでいっぱいです。
また、ウェブ上で、見積もりの概算が表示されるというシステムが、自費出版へのハードルを下げてくれました。
とても良いシステムだと思います。

反対に、改善して欲しい点は、表紙デザインの種類が少ないことでしょうか。
オリジナルデザインまでのこだわりはなくても、他の人と同じデザインの本は嫌だという人も多いのではないかと思います。
また、本が完成し、手元に届いてから、アマゾンで販売されるまでに時間が掛かり過ぎると思いました。
実際に自分の本が販売されるということは、著者にとっては、本を作成することと同じくらい憧れのあることですから、完成した本を速やかに販売して欲しいと、率直に思いました。

以上、良い点、悪い点を勝手に書かせていただきましたが、やはり現実的な価格といいますか、リーズナブルな価格で、「自分の本を出版する」という夢が叶うのは、素晴らしいことだと思います。
私自身、手元に書き溜めた原稿がまだありますので、二度目、三度目もぜひお願いしたいと思っております。
コシーナブックスが、末永く継続されて行くことを願ってやみません。

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井上 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

表紙デザイン及びアマゾン販売までのタイムラグにつきまして貴重なご意見を頂きましたこと、感謝いたします。
またいろいろとご不便をかけてしまいましたこと、お詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
井上様から頂いたご意見は、今後コシーナブックスをご利用していただくお客様にご満足いただけるよう、サービスの改善のために活用させていただきます。

またコシーナブックスの目的である、リーズナブルな価格での自費出版の実現につきましても素晴らしいお言葉をいただけたこと、感謝いたします。
とかく高く感じられる自費出版のハードル、そして自費出版書籍販売のハードルですが、コシーナブックスは可能な限り、これらを低くしたいと思っています。
著者様たちが書き溜めた文章を、気軽に書籍というカタチに残すお手伝いをするのが、コシーナブックスの役割だと考えています。

コシーナブックスをご利用頂き、2冊、3冊と出版されるお客様も多くいらっしゃいます。
井上様の第2作目の出版のお手伝いが出来る日を、心待ちにしております。

コシーナブックススタッフ一同

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某日

間 武(著)

tatiyomi.gif 1から20ページ限定)

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  • 文庫判
  • 128ページ
  • ISBN-13:978-4904620120

【内容紹介】

「いつでもほどけるよう/柔らかに結ぶ恋/悲しき習癖」(淪落の箱庭)、「もぎとった/月の心臓、花ざかり/闇に舞う、影だけの蝶」(一幕の雨)、「接唇したままじっと待つ/内側から濡れ初めて/まもなく正気が狂うのを」(一毟の愛撫)、ほか全230篇収録。

tyosyanokoe.jpg今回、コシーナさんと三回目のお仕事ということで、もうお互いに慣れたもの、見積もりから商品受取までスムーズに、納期通り作業を進めていただくことが出来ました。いつも通り商品の出来映えにはすごく満足しております。ありがとうございました。

昨年あたりから少しずつ、書店営業をする機会が増えてきたのですが、多くの書店員さんに、「これはほんとに自費出版本なんですか?」と驚かれます。プロの目から見ても流通本と遜色のない本の体裁…これは書店に置いてもらう、さらにその先のお客様に手にとって貰う上で、大きな武器となっています。また自分としても自信を持って営業する事ができております。

話が逸れましたが前回、前々回と同様きっちりと「勝負のできる本」を作ってくださいました。あとは自分の努力と工夫で、多くの人の手にとってもらえるよう、少しずつ歩みを進めたいと思います。

どうもありがとうございました。

kosi-nabukkusuyori.jpg 間 様

著者様の声にもありますとおり、間様との3回目の書籍作りにご協力させていただきました。出来上がった3冊を本棚に並べ、統一された本の背の色を眺めていると、あぁ文庫本を作っているんだなぁ、という気になり、とても嬉しく感じます。

ご自身の書店様への営業も積極的にされているようで、頭が下がる思いです。多くの書店様でも実際に陳列され、読者が手にとって購入されていったという話も聞きます。「某日」はAmazon.co.jpでも販売されていますが、そのネット上での仮想空間のやり取りだけはなく、アナログな実世界での書籍の販売が広がっているというのは、やはり間様の努力と、なによりも紡ぎだされる詩の魅力があってこそだと思います。

コシーナブックスも間様の今後の創作活動を楽しみにしています。

コシーナブックススタッフ一同 

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震災記

阿部 拓也(著)

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  • 新書判
  • 326ページ
  • ISBN-13:978-4904620106

【内容紹介】

東日本大震災の被災者の一人として、今残さなければこのまま消えてしまう諸々を、震災直後から書き綴った文章そのままに残して「記録」とした。
また、古典、詩、小説や郷土史などを引用して、出身地である宮城県山元町の情景を「風景」として、亡くなった人々と苦悩しながら生きる人々に対する想いを「追慕」として描写した。

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自費出版における最大の問題は出版社の選択だと思います。
そんな中、帯や、しおりまで付くという書店に並んでいるような本の体裁に魅力を感じたことと、質問に丁寧な回答を頂いたコシーナブックスさんにお願いすることにしました。
その際、自費出版をした方々の体験談にも大いに背中を押されました。

製本に至るまでの過程では、ルビや誤字脱字の修正などのために2回ほど校正をさせてもらいました。
自分で書いた文章ながら想像以上に修正箇所が多く、スタッフの方には大量の修正をお願いすることとなりました。
また、文字の位置や体裁を細かく指定させてもらうというわがままにも丁寧に対応してもらい、納得のできる本に仕上げてもらいました。
自費出版は作家であることはもちろん、編集者や装丁者にもなれるという興味深い作業の連続でした。

メールの記録をたどってみると、見積もりを依頼したのが2012年9月3日で、11月14日に本を受け取ることが出来ました。

今は1冊の本に言葉を出し尽くした状態ですが、2冊目の本に向けて資料の収集を始めました。
いつ頃に書き上がるか分かりませんが、その際はまたコシーナブックスさんにお願いしようと思います。

今回はありがとうございました。

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阿部 様

このたびはコシーナブックスをご利用いただきまして、まことにありがとうございました。

ご自身が体験された大震災の記録ということもあり、コシーナブックスとしても、よりいっそう緊張感を持って製作させていただいた1冊でした。

数多くの震災にまつわる書籍が大手出版社から出版され、記録として残り、多くの読者に記憶されました。
ただ、震災の事実は、そういった大手出版社から出版された記録だけではありません。
大手出版社が記録しきれなかったものも数多く存在しています。
そういったローカルな事実を、書籍という形にして記録に残す。
自費出版される書籍が背負った使命について、改めて考えさせられることとなりました。

2011年のあの日、日本に何が起こったかを心にとどめておくための、貴重な一冊です。
コシーナブックスとしてこの書籍の製作に携われたことを、誇りに思います。

コシーナブックススタッフ一同

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小さな僕がカナブンと消えた

 奥田 徹(著)

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  • 文庫判(151mm × 105mm)
  • 258ページ
  • ISBN-13:978-4904620106

【内容紹介】

心地よい曇りの日、僕の親指に小さな僕が裸でしがみついていた。表題作『小さな僕がカナブンと消えた』。
家に帰ると赤いランドセルが置いてあった。僕はランドセルを眺めビールを飲み、たまに話かけてみた。『僕の赤いランドセル』。
十代最後の夏、消極的で無計画な旅をする。ヒッチハイクをして出会った二人は軽薄で、「盗んで来い。そしたら仲間だ」と言った。『ファースト・ビール』等、珠玉のショート・ストーリー34編収録。

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ずっとずっと昔に、「一度本を出してみたいな」って思った事がありました。

文庫本が好きで、大事な宝物の一冊をいつもカバンに入れて持ち歩きたい。
そう思った事も実は忘れてました。

ここ最近、仕事の休憩時間や、通勤時間にチョコチョコと短編小説を書いてみました。
書くと楽しくて、いつの間にか本にまとめられる程の量になっていました。
実際、本にするにはどれくらいのお金と手間隙がかかるのか?
イメージとしては途方も無い、僕なんか手が出せる様な分野じゃないだろうと。
しかし、興味本位で調べ、辿り着いたのがコシーナさんでした。

それこそ、とてつもなく一財産かけて出版する話もゴロゴロとチマタには転がっていましたが、コシーナさんの予算は、現実的で「僕でも少し頑張れば本が作れる」と想像する様になりました。
実は、コシーナさんと予算の面で似た会社もあり、どちらにしようか悩んだのですが、決め手は電話でした。
両方にかけコシーナさんから、 「ぬくもり」の様な物が感じられたんです。
そこ一点に絞り、貯金を下ろし、コシーナさんと作業を開始しました。

作業はスムーズで、そして仕上がってきた文庫を今、手にして感動しています。
細かい注文にも答えて頂きました。

表紙の絵は妻が描いた絵です。
中には僕が書き溜めた小説。

カバーの質感が、さわり心地が僕のイメージする文庫本より高級で、少し誇らしげな気分にもなりました。
「イメージより少し先」イメージ通りだともしかしたら感動は薄いかもしれない。
それより先に、さりげなく手を加えたコシーナさんの仕事振りは、頭が下がります。

嬉しくなって、カバンに入れて持ち歩きました。
そして昔、したいと思った事、「大事な宝物を一冊カバンに入れ持ち歩きたい」それを思い出し、まさに今なんだと。
感動しました。素晴らしいサービスでした。

今は「もっと本を出したいなぁー」なんて思い始めています。
これからも、この素晴らしいサービスが続いていく事、そして僕みたいな方達の「素敵な瞬間」の為にも、これからの益々の発展楽しみにしています。
本当にありがとうございました。 

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奥田様

このたびはコシーナブックスをご利用いただきまして、まことにありがとうございました。

コシーナブックスは過去に「コシーナ文庫」として文庫本のみを出版していた時期がありました。
これがリニューアルされて現在のコシーナブックスになったわけですが、「コシーナ文庫」立ち上げ時には、あるコンセプトがありました。
それは、その当時莫大な費用がかかっていた自費出版の垣根を、少しでも下げることでした。
少しでも多くの人に、自分の書いたものを書籍という「形」に残してもらいたいという気持ちがあったのです。
奥田様の仰る「コシーナさんの予算は、現実的で『僕でも少し頑張れば本が作れる』と想像する様になりました」、また「大事な宝物の一冊をいつもカバンに入れて持ち歩きたい」というのは、私たちの目指していたものそのものです。
微力ではありますが、奥田様が昔思い描いていた夢を叶えるお手伝いが出来ましたこと、とても嬉しく思います。
どうもありがとうございました。

奥田様は執筆活動以外に、映画製作もされているとのこと。
監督された作品はAmazon.co.jpで販売しているほか、レンタルDVD主要店舗でレンタル中です。
ご興味のある方は是非ともご覧になってください。

コシーナブックススタッフ一同

 

【監督作品】
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ベリースタートっ! [DVD]

【内容】(「キネマ旬報社」データベースより)
現代社会を生きる若者たちの姿を瑞々しい感性で捉えた青春ロードムービー。田舎の工場で働く佑樹は突然の休暇を取り、同級生・彰雄に誘われドライブへ出掛ける。道中、ヒッチハイクをしていた宏也と意気投合した佑樹は、彼と無計画な旅を始めるが…。

 

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スペアキーな冒険 [DVD]

【内容】(「Oricon」データベースより)
ベリースタートっ!』から7年。少年キネマによる待望の傑作ストーリー! 掃除屋で働くジョーは、軽ワゴンで移動し毎日セッセと掃除の日々。先輩のヨコチンに言われた一言が妙に気にかかる。そんなジョーを煙草をふかし二階の窓から眺める女、プー。軽い引き篭もりのプーは、彼女なりに社会との接点を探していた。そんな二人の冒険が今、始まろうとしていた…。高木公介、小鳥ほか出演。奥田徹監督作品。

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【ウェブサイト】
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痴夢

間 武(著)

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  • 文庫判(151mm × 105mm)
  • 128ページ
  • ISBN-13:978-4904620090

【内容紹介】

「身綺麗に、汚れたおまえ/背中合わせの午前零時/しとやかな獣と化す」(悩乱の 果実)、「尾ヒレの欠けた恋が/静脈の中でそっと溶けた/ひぐらしの啼く夕間暮れ」(密かなる絲)、「喩えようのない不在/凍てついた陽だまりで溶けた/ネガフィルムのない記憶」(血紅色の花群)、ほか230篇収録。

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今回、コシーナブックスと2度目のお仕事ということもあって前回よりもスムーズに、本を世に送り出すことができ感謝しております。

本のクオリティに関しては、前作の経験からまったく心配していなかったのですが、手にした時、自分の想像以上に良いものに仕上がっていて驚きとともに、感激もひとしおでした。
 
今回は本の顔、装丁に関してたくさんのレイアウトを製作・提示していただき、またこちらの細かな要望にも迅速かつ丁寧に対応してくださり、完全に納得のいくものを作ることができました。ありがとうございました。
 
今回、コシーナブックスと本を製作していくなかで感じたことは、「こちら側さえ妥協しなければ、相当によい本を作って世に問うことができる」ということです。
打合せ等進めていく中で、本を「作ってもらう」のではなく、自分で「作っていく」という実感がすごくありました。
それだけ自由度もあり恐ろしい反面、自分の思いを忠実に形にすることができ、提案したりアドバイスを受けたりしながら一冊の本を創り上げていくなかで、文芸創作とはまた違った緊張感と愉しみを感じることができました。
 
コシーナブックスの本作りに対するスキルとノウハウは確かですし、Amazonという販路もある。
儲けようなどと色気を出さなければ、本当にリーズナブルに自分の本を作って、世間にチャレンジすることができると思います。そういう挑戦をしたい人は世の中にきっとたくさんおられると思うので、これからもたくさんの実績を積んでさらなる進化を続けていってほしいです。


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間 様

「日常を袋詰めにして、海に捨てた罪」から約2年ぶりに出版のお手伝いさせていただきました。

前作に引き続き、再びコシーナブックスをご利用いただき、まことにありがとうございました。

カバーデザインの作りこみにつきましては、的確なご指示をいただけたこともあり、間様のイメージを具現化できました。

ご満足いただけたようで、ホッとしております

なによりも嬉しかったのは「本当にリーズナブルに自分の本を作って、世間にチャレンジすることができる」というお言葉をいただけたことです。

これこそコシーナブックスの基本コンセプトであり、私たちがWebを通じて自費出版サービスを展開している理由です。

深いご理解をいただき、心から感謝いたします。

また「痴夢」はAmazon.co.jpでの販売もサポートしています。

前作「日常を…」はコシーナブックスから出版された書籍の中で、最も販売が好調だった一冊です。
今作もその予約状況から、好調な売れ行きが期待されます。
間様の世界観が、Amazon.co.jpを通じて、全国に広がっていくことを期待しています。
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コートの中のイタリア

 佐藤直司(著) 

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  • 新書判(173mm×105mm)
  • 304ページ
  • ISBN-13:978-4904620083


【内容紹介】

コートの中のイタリア。
そこに見えるのは、濃密で豊かな地域社会の姿である

イタリアのバレーボールはプロフェッショナリズムと地域のアソシエーション活動が混合した極めてユニークな仕組みで運営されている。
本書は、この競技が第1次世界大戦時にイタリアに伝えられ、その後政治的宣伝活動に利用された時期などを経て、今日の姿をとるにいたった歴史的過程と地域アソシエーション活動としての実際の姿を様々な資料と関係者へのインタビューによって明らかにしたものである。 

tyosyanokoe.jpg本書が出来上がるまでには3つの苦労がありました。

1つ目は資料調査のためにイタリア語を習得すること。

2つ目は参考資料を収集すること。
3つ目は出版社を探すこと
最初の2つは簡単ではなかったけれども時間をかけることで何とかなりました。
しかし、3つ目の問題は自分の努力だけでは何とかできるものでもなく、最後の最後まで苦労しました。
自費出版も有名出版社の自費出版部門では最小費用が200万円以上かかることがわかり、途方に暮れている時にネットで見つけたのがコシーナさんの自費出版システムでした。

当方は埼玉在住なのでコシーナさんの所在地である金沢は簡単に行ける場所ではなく、郵便だけで十分な作業が行えるのか少々不安でしたが、本の出来上がりを見たらこれが全くの杞憂であったことがわかりました。

出版不況の中、書き上げた作品を出版することは益々難しくなって行くと思います。このような中、コシーナさんには無名の作家に夢を与え続けるよう、頑張って欲しいと思っています。
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佐藤様

このたびはコシーナブックスをご利用いただきまして、まことにありがとうございました。

綿密な取材と調査に基づき、イタリアのバレーボールおよびイタリアの社会を考察する書籍となっています。

語学の習得を含め、書籍完成に至るまでのご努力に、敬意を表します。
佐藤様のご苦労のうちの、わずか3番目のみではありましたが、書籍完成のお手伝いができたこと、大変光栄に思っています。

また、ありがたいお言葉を頂戴し、ありがとうございました。
微力ではありますが、これからも皆さんの夢を叶えるお手伝いを続けていければと思っています。

佐藤様には、コシーナブックスの提供する「Amazon.co.jp販売サポート」もご利用いただいております。
今後1年間、Amazon.co.jpにおいて「コートの中のイタリア」が販売されます。

次回作も検討中とのご連絡もいただきました。
再びコシーナブックスをご利用いただけるよう願っております。

コシーナブックス スタッフ一同

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永遠の色彩

みずきさち(著)

  • 文庫判(151mm × 105mm)
  • 260ページ


【内容紹介】

何事も真面目に平凡な日常を送ってきた17歳の淳。
しかし、大学受験を控えたある夏の日。淳の日常から平穏が奪われる事件がおきる。
死を覚悟した淳の前に、突如姿を現した謎の女性、あけみ──。
淳は彼女に導かれ、人生の新たな一歩を踏み出す事になる。

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私は24歳なのですが、この小説は20歳の時に私が初めて書いた思い入れの深い小説でした。
その小説を本というカタチにするのが夢だったため、コシーナ文庫様の存在を知り、本にする事をお願いする事になりました。
 
出版に関しては何の知識もなく、右も左も分からない状況でしたが、コシーナブックスの担当の方がとても親切に対応してくださり、校正から印刷までの作業も迅速かつ丁寧に行っていただけたため、とても安心してお任せする事が出来ました。
 
出来上がった本も、こちらがイメージしていたカバーデザインにして頂き、帯のレイアウトもとても気に入っております。
普通の本屋で見る文庫本とひけをとらない出来で大満足しています。
 
また、自費出版にて本を作成する時は、ぜひコシーナブックス様にお願いしたいと思っております。
この度は本当にありがとうございました。
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  みずき 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

カバーデザインは、コシーナブックスが用意するデザインテンプレートのなかから「ドロップ」をお選びいただきました。
またタイトルのタイポグラフィの方向性も、ご指示をいただいておりました。
みずき様のイメージと相まって、今回のカバーデザインは、ストーリーの瑞々しさとマッチした仕上がりになったと思います。

微力ではありましたが。初の長編を書籍化するというみずき様の夢をかなえるお手伝いが出来たこと、大変うれしく感じております。

次回、自費出版されることがございましたら、再びコシーナブックスをご利用くださいませ。

コシーナブックス スタッフ一同

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初恋

鈴木勝己(著)

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  • 文庫判(151mm × 105mm)
  • 416ページ

 

【内容紹介】

処女作「入院」、「初恋」、「SNS」などを含む短編集。

「バカ野郎。そんなものをやって何になるって言うんだ。お前は歌手になるんじゃなかったのか。僕に歌を聴かせてくれるって言ってたじゃないか」「間違って死んじゃったらどうするんだ。死んでしまったら何もかも終わりなんだぞ。好きな歌も唄えないし、歌手にだってなれやしない」『初恋より』

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鈴木様

このたびはコシーナブックスをご利用いただき、まことにありがとうございました。

当初、鈴木様からは9編の小説原稿をお預かりいたしました。
お見積もりの段階で、これらすべてを掲載すると、800から900ページにもなってしまうことをお伝えしたところ、5編に絞っていただき、文庫化することとなりました。
それでも400ページ超のボリュームとなり、小さな文庫判ながらも、どっしりとした存在感を感じさせる書籍となっています。

鈴木様には、コシーナブックスの提供する「Amazon.co.jp販売サポート」もご利用いただいております。
今後1年間、Amazon.co.jpにおいて「初恋」が取り扱われることとなります。

次回、自費出版されることがございましたら、再びコシーナブックスをご利用いただけるよう願っております。

コシーナブックス スタッフ一同

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私の望むものは ─詩とエッセイ─

藤牧初彦(著)

  • 新書判(173mm x 105mm)
  • 154ページ

 

【内容紹介】

「閑々日記抄」は、文学研究会「土曜会」に提出する私のペーパー(感想文)である。2010年6月号で85号になった。メインの本文に詩とエッセイを添付している。清水信リーダーからは〈閑々ならぬ悶々だ〉と二度、三度、指摘を受けており、まだまだ発展途上である。
「私の望むものは」は、この「閑々日記抄」に添付された詩とエッセイの中から、新しいものを選び(2008年~2010年)再録したものである。

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藤牧様

このたびはコシーナブックスをご利用いただきまして、まことにありがとうございました。

藤牧様はコシーナブックスから、2年数ヶ月ぶりにご出版いただきました。
前回は文庫本スタイルで「ひかり消えぬまま ──紡績工場の春秋」を、今回は新書本スタイルで「私を望むものは ─詩とエッセイ─」をご出版です。

内容も前回が小説スタイルだったのに対し、今回は詩とエッセイ集でした。
本文の前半部分を詩でまとめ、後半部分がエッセイ集という構成となっています。

今回のご出版の前にも、時折、書かれたエッセイを送っていただいたことがあり、その文章を拝読させていただいたこともありますが、短いセンテンスで簡潔に感情や情景を綴られていて、非常に美しい文章だと感じたのを憶えています。
今回のご出版では、そのような簡潔、かつ潔いセンテンスで綴られたエッセイに加え、22篇の詩も読ませていただき、藤牧様のことばの美しさを再び感じさせて頂けたこと、嬉しく思います。

現在も積極的に文芸教室に通い、文章力を磨いていらっしゃるとのこと。
次回、自費出版されることがございましたら、再びコシーナブックスをご利用いただけるよう願っております。

コシーナブックススタッフ一同

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童話 母のものがたり

山村義信(著)

  • 文庫判(151mm x 105mm)
  • 212ページ

【内容紹介】

想像力豊かな少年たち。その将来にむけた、大人の教訓が込められた物語。著者が母から聞き伝えられた話を綴った童話集。 

 

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 山村様

このたびはコシーナブックスをご利用いただきまして、まことにありがとうございました。

山村様には何度かご来社頂いて、細かなお打ち合わせをさせていただきました。

何十年も昔、幼少時代ににお母様から話してもらった童話を、記憶を頼りに執筆。
それをご子息様がワープロで清書されてのご入稿でしたが、非常に丁寧に作成されており、感動したのをおぼえています。

また、当初よりご自分の世代では文庫本の文字サイズが小さすぎて読みづらいとのご指摘を頂いていました。
そこで通常の文庫本に使用する文字サイズよりもひとまわり大きな10.5ポイントというサイズでで本文をレイアウトさせいいただきました。
相対的にページ数が増えてしまったのですが、非常に読みやすくなり、ご満足いただけたかと思います。

また次回作もご検討とのこと。
期待しております。

コシーナブックス スタッフ一同

 

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しんしんと メトロノームの音がきこえる

 斉藤そよ(著)

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  • 文庫判(151mm x 105mm)
  • 106ページ
  • ISBN-13:978-4904620069


【内容紹介】

ふうわりと
ひらがなだけが降りてくる
こもれびに似た
それはよろこび

この10年間に、いろいろな形で(四行詩として、ことばあそびとして、短歌として、写真に添えるキャプションとして)、綴り続けてきたものの中から、その時々のメトロノームに忠実な三十一文字を掬いあつめて編んでみました。よかったら。 

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コシーナブックス様

このたびは、大変お世話になりました。

はじめから終わりまで、一貫して、迅速かつ丁寧なご対応をいただきました。

こちらの希望をひとつのこらず叶えていただきました。

表紙のカバーデザイン、こんなにも雪の白さをたいせつに扱っていただき、かんげきでした。

自分では決めかねて、すっかりゆだねてしまった背の色を丁寧に選んでいただき、ありがとうございました。とてもとても気に入りました。

納品時のお手紙に「この背の色は『水の緑』といいます」と、書かれてあるのをみたときのよろこびは、ひとしおでした。

水の緑。みずのみどり……、この本にこれ以上ぴったりの色の名前は他にないです。

かさねがさね、ありがとうございました。

あまたある自費出版専門店の中から、コシーナさんに決めさせていただいたのは、ホームページのセンスの良さや明朗会計等ももちろんのことですが、なによりもの決め手となったのは、御社のブログ「こだわりのレシピ」を読んだことでした。(あ。人がいる。こだわりのある職人さんが……)と思えたのです。ブログを一読して、すっかり頼もしい気持ちになれたことでした。

実際は、期待以上のことでした。なにもかもが。ほんとうに。

コシーナさんとめぐり会えたこと、こころから嬉しくありがたく思っています。

ますますのご発展をお祈りしています。 

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  斉藤様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

「しんしんと メトロノームの音がきこえる」は、コシーナブックスにとっても久しぶりの歌集出版となりました。
お預かりした原稿をもとに、1ページに3首を配置し、多めの余白を取って本文レイアウトを整えました。

カバーに使用した写真は、著者様自らが撮影されたものでしたが、書籍のタイトル・内容にとてもマッチしていました。
おかげさまで、とてもかわいいカバーに仕上がったと思います。

詰めの段階で、帯とカバー背の色のチョイスをコシーナブックスにおまかせいただきました。
迷った挙句決定した色だったのですが、気に入っていただけたようで安心いたしました。

ブログは、当ホームページにはあまり載せていない部分(とくに「本作り」へのこだわりの部分)を中心にお送りしています。
若干更新が滞っている部分もありますが、今後もブログをお楽しみいただければ幸いです。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

 コシーナブックス スタッフ一同 

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シニアの生きるヒント

冬木俊郎(著)

  • 文庫判(151mm x 105mm)
  • 196ページ
  • ISBN-13:978-4904620052


【内容紹介】

「まだ若い」「もう若くはない」日々の出来事の中で折にふれ、老いを感じながら、定年・退職後に向かってあるべき生き方、生き甲斐を模索するライフ・ヒストリー・エッセイ集。
巡る季節と流れゆく想いの中で、シニアの生きるヒントを見出していく。

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 「岸壁に咲く花のように」に続く2作目ですが、帯の文で品格、ロマン、美学を色を変え、強調していただいたデザインはとても気に入りました。
私は御社の存在を、確か、このサイトで知ったのですが、ここに書かれているPR文通りの満足感を得ています。

今回自費出版を2回お願いした結果、本を出すことが特別なことではなく、とても身近にできることだという認識を持ちました。
自費出版が趣味、とも言えそうです。
ネタさえあれば、一生の間に10冊くらいは出版したいなあ、と思っています。

今回、改行削除の修正が多かったので、1行のコマ数が決まっていれば、次回は最初から原稿をそのようにつくっておこうと思います。

御社での自費出版サポート事業がもっと普及していくことを願っていますし、それだけの価値あるものと信じています。

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  冬木様

前作「岸壁に咲く花のように」に続き、再びコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。 

同一の著者様が2冊目の書籍を発行されたのは、コシーナブックスとしては初めてのことです。
書籍詳細写真のとおり、前作と今作の「シニアの生きるヒント」の2冊を並べてみると、いかにも「文庫本」らしい趣きが出てきます。

また自費出版が身近なものだとご理解いただけたこと、とても嬉しく感じます。
自費出版のハードルを下げることが、コシーナブックスの役目だと思っています。
冬木様のお言葉が、自費出版を躊躇されている方への後押しとなり、書き溜めた文章を「書籍」という形に残す方々が増えていくことを期待しています。

次作、次々作と、コシーナブックスからのご出版をお待ち申し上げております。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

 コシーナブックス スタッフ一同

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岸壁に咲く花のように

冬木俊郎 (著)

  • 文庫判(151mm × 105mm)
  • 130ページ
  • ISBN-13:978-4904620045

 

【内容紹介】

筑豊という炭鉱町に生まれ育った団塊世代のオジサンが、青春を過ごしてきた昭和という時代への追憶、人生の哀歓、家族との絆、人との出会いと別れなどを、独特の感性でエッセイ風に綴る。
組織に埋没せず、人にすがらず"凛として"生きたい。岸壁に咲く花のように...。

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出版申し込みが1月6日、本を受け取ったのが、2月4日ですから、1ケ月かからなかったこのスピードには驚きました。
スピードだけでなく、費用、出来栄えとも、満足のいくものです。
作業が標準化されていて、効率よくテキパキとなされているんだろうと推察します。

本を手に取った感想はとても上品にできあがっていると思いました。
昨年、義父、義母の葬儀に立会った時、自分の場合、自分の書いた本を棺に一緒に入れてもらいたいと思いましたが、この本の出来栄えならそれにふさわしい気品を備えています。

本の原稿は以前、自分のHPに掲載していた作品からいくつかを選んだものですが、人知れず凛と生きるという姿勢に共鳴していただく方に読んでいただければ嬉しいと思っています。
静かにひっそり読んでもらうには、この小さな文庫本が適していますね。

タイトルは未定ですが、「続・岸壁に咲く花のように」に相当するエッセイ集の出版を近々、またお願いする予定です。

注文は特別ありませんが、表紙の絵柄がなかなか気に入ったものがなく、もう少し種類があったらいいな、と思いました。

kosi-nabukkusuyori.jpg  冬木 様

このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

書籍の仕上がりについて、これ以上ない程のお褒めのお言葉を頂き、ありがとうございました。
スタッフ一同、感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

お声にもいただきましたとおり、ご注文をいただいてから納品までのスパンが約1ヶ月と非常に短いものでした。
これも冬木様の校正作業は非常に素早く、的確なものであったためです。
こちらも重ねて感謝申し上げます。

カバーデザインテンプレートについてのご意見、承りました。
デザイナーと協議し、今後一層のバリエーション増を図りたいと思います。

また次回作もご検討中とのこと。
再びコシーナブックスからのご出版、文庫本でのシリーズ化を期待しております。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

 コシーナブックス スタッフ一同

 

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「岸壁に咲く花のように」は

Amazon.co.jpで絶賛発売中です。

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日常を袋詰めにして、海に捨てた罪

間 武 (著)

  • 文庫判(151mm × 105mm)
  • 130ページ
  •  ISBN-13:978-4904620038

 

【内容紹介】

「人知れぬ愛の過ぎ去りし/遠くのびた二本の轍に/濁った涙が溜まっている」(人肌硝子)、「立ちすくむ裸のおまえ/俺の舌が螺旋につたう/巻きつく柔らかな銀糸のように」(うわめづかい)、「匂いたつ鉛色の殺意に/手を添え引き金を引く/重z心の狂った夜の底」(歪んだ燈心)、「朱肉にくちづけて/かなわぬ恋に捺印する/声を失くした少女」(夜のタラップ)、ほか全233篇収録。

tyosyanokoe.jpgまず完成品を手に取った時、市販の文庫本となんら遜色のない体裁のクオリティに感動しました。
自費出版本特有の手作り感や違和感をまったく感じさせない、おそらく99%の人は自費出版であることを告げない限り、それとは気づかないのでは、と思わせる仕上がりです。
大変満足しております。
 
また、予算や発行部数に関する相談、本文のレイアウトやフォント、表紙の文字位置や配色などの細かな調整まで丁寧かつ迅速に対応していただき、自分の思いをスムーズに反映させる事が出来ました。
 
一点だけ、提案なのですが、私のように初めて本を作る場合、何が出来て何が出来ないというのがさっぱりわからないので、例えば使用可能なフォント・文字サイズの一覧や、行間・文字間の例を資料として頂けたら、もっとスムーズかつ、発注者の希望にさらに添える本にしていけるのではないかなと思います。
 
今後とも、また本を作ろうと思ったときには、コシーナブックスのお力をお借りしたいと思っているので、お礼かたがたよろしくお願いいたします。

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 間 様

 このたびはコシーナブックスをご利用頂き、まことにありがとうございました。

「日常を袋詰めして、海に捨てた罪」は、コシーナブックスとしても初めての三行詩集の出版となりました。

当初より「1ページに2句掲載」とのリクエストを頂いておりました。あいにくコシーナブックスではこのようなスタイルの本文テンプレートをご用意していませんでしたので、間様用に新たに作成いたしました。

数パターンの本文テンプレートをご提示、そのなかからお選びいただいたものを元に、全ページをレイアウトして出版に至りました。

カバーに使用したイラストもご用意頂き、本格的な仕上がりとなりました。素晴らしいイラストをご用意してくださったさやか様にも感謝いたします。

また貴重なご意見を頂き、まことにありがとうございました。

コシーナブックスウェブページの新コンテンツ案として検討させていただきます。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

 コシーナブックス スタッフ一同 

 

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「日常を袋詰めして、海に捨てた罪」は

Amazon.co.jpで絶賛発売中です。

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異聞明月記・乱逆帖〈上・下〉

 辻 蟻郎(著)

    • 文庫判(151mm × 105mm)
    • 上巻 374ページ/下巻 298ページ
    • ISBN-13:上巻 978-4904620014/下巻 978-4904620021

 

【内容紹介】

【上巻】暗殺と陰謀渦巻く「朝廷」の迷宮――歌人・藤原定家が挑むポリティカル・サスペンス! 半世紀を経て、幻の寄稿作家が帰ってきた。伝説のミステリ雑誌「宝石」「幻影城」でプロを唸らせた新人、奇跡の連作短編集。二十年の「明月記」研究が大自在に彫り抜いた、圧倒的リアリズムと驚くべき史実。京の闇に浮かび上がる凄惨、慟哭、諧謔、そして沈黙――。天才歌人にして出世一途の「朝廷さらりいまん」、聖俗あわせもつ主人公が呻吟する、迷宮と愉悦の中世陰謀小説(全2巻)。上巻には、定家十九才から四十三才までの三編を収める。

【下巻】暗殺は、暗殺だったのだろうか。陰謀は、本当に陰謀だったのだろうか。「朝廷」の迷宮に歌人・藤原定家が挑む! 伝説のミステリ雑誌でプロを唸らせた沈黙の新人作家、奇跡の連作短編集。デビュー作とは思えぬ完成度を誇る、ライフワークと呼ぶべき入魂の傑作である。圧倒的リアリズムと驚くべき史実。絶対権力と至高の芸術、互いに譲れぬ魂の火花。天才歌人にして、なおかつ出世一途の「朝廷さらりいまん」が呻吟する、迷宮と愉悦の中世陰謀小説(全2巻)。下巻には、定家老年までの四編を収める。

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TeX と pdf を利用した電子入稿とアマゾンの「なか見!検索」をお願いしましたが、快く引き受けていただきました。

フォントの選択や左右マージンの取り方など、細かな相談にも乗っていただき、極めてスムーズに、無事、出版に漕ぎ着けることができました。

納期も予想より早かったです。おかげで、たまたま偶然ですが、朝日新聞社・東京都美術館の「冷泉家 王朝の和歌守展」に出版時期がジャストミートしました! 出来栄えも、市販の文庫と比べてまったく遜色ありませんでした。

また機会があれば、是非お願いしたいと思います。

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発注者様

このたびはコシーナブックスをご利用いただき、まことにありがとうございました。

「異聞明月記・乱逆帖」は全文PDFでのご入稿でした。コシーナブックスとしては初の試みでしたが、事前のお打ち合わせやテストに快く応じていただき、上下巻あわせて650ページにもわたるPDFを作成していただきました。

カバーに使用した写真やイラストもしっかりとしたデータでご提供いただき、こちらもスムーズに装丁ができました。

製作に取り掛かってから約1ヶ月という、とても短期での出版となりましたが、これもしっかりとしたPDFを作成していただいたことや、校正をスムーズに行っていただけたおかげだと思っています。どうもありがとうございました。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

 コシーナブックス スタッフ一同

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歌集 抛物線

坂倉秀樹(著)

    • 文庫判(151mm x 105mm)
    • 106ページ

 

【内容紹介】

五年余り前から、独学で始めた短歌。新聞・雑誌などの歌壇に入選した作品を今回整理してみました。貫之のいう『力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の中をもやはらげ、猛きもののふの心をも慰むる』ものには、程遠いのですが...。

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『歌集 抛物線』を寄贈した方からのお礼状に、このような意見がありました。

    • 文庫本で手軽なため、通勤・通学の際にも気軽に鞄にいれて読める。
    • 読み終わって本棚・本箱に入れる際にも、他の文庫本と同じサイズなので便利。以前、別の方から頂いた著書は、ハードカバーでサイズもまちまち。捨てることもできず、収納に困った。
    • 仰々しいハードカバーの本でなく、コンパクトな文庫本にされたことに著者の美学・生き方の有様を感じる。

その他、このような点に気がつきましたので、述べさせていただきます。

【寄贈する時の利点】

    •   市販の定型長3封筒で郵送できます。
      • 『歌集 抛物線』の場合、郵便料金は140円でした。

【寄贈時のオプションサービス】

    • 私は自作しましたが、「謹呈しおり」を取り扱われてはいかがでしょう?

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 坂倉様

 このたびはコシーナブックスをご利用いただき、まことにありがとうございました。

坂倉様はコシーナブックスからは2度目のご出版となります。1冊目の『川柳 チョークまみれ」は平成16年、リニューアル前のコシーナ文庫からのご出版でした。

前回のご出版時には、コシーナ文庫が出版実績を掲載していなかったこともあり、インターネットを通しての自費出版に対して非常に不安に思われたとのこと。

貴重なご意見として頂戴し、コシーナブックスの新刊案内のコーナーには、書籍詳細写真を掲載することとしました。

また「謹呈しおり」につきましては、早速導入を検討させていただきます。

その他にも坂倉様には多くのご意見をいただきました。それぞれに対し、コシーナブックスとしてなにができるのかを検討し、よりよい自費出版サービスを目指していきたいと思います。

これからもコシーナブックスをよろしくお願いします。

 コシーナブックス スタッフ一同

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陶工 九谷庄三の生涯 ジャパンクタニを生んだ男

二羽喜昭(著)

    • 新書判(173mm x 105mm)
    • 218ページ
    • ISBN-13: 978-4904620007

 

【内容紹介】

江戸後期、九谷庄三は江戸前期の(古)九谷焼の復興をめざし、自らは彩色金襴手の画風を確立して、近現代九谷を代表する陶工となった。 10歳で陶業の道に入り、苦節35年。彼の焼き物はジャパンクタニとして海をわたり、世界を魅了した。 だが、彼の生活はあまりに貧しく、だれもその生涯を振り返ろうとはしなかった。今はじめて、彼の生活史を明かす記録が登場する。

ひかり消えぬまま ── 紡績工場の春秋

藤牧初彦(著)

    • 文庫判(151mm x 105mm)
    • 194ページ

 

【内容紹介】

明正紡績K工場、敷地十万坪、従業員千六百名、設備三万六千錘、かつて日本に多く存在して日本の産業を担った紡績工場のひとつである。好況増産、不況操短、荒れる景況に乱高下を繰り返しながら、仲間は職場で汗を流していた。平成二年バブル崩壊以降、多くの企業がそうであったように、ズルズルと業績が悪化していく。縮小に追い込まれた職場と主人公を描く。手を取り合った仲間たちよ。

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「ひかり消えぬまま」は私の3冊目の自費出版です。いずれも生活記録で1冊目は『寒い部屋』昭和59年7月発行(文庫判、199P)、18篇の短編集、2冊目は『すべったりころんだり』平成4年9月発行(130x190判、155P)15歳から48歳までの記録です。そして今回、37歳から60歳までの記録ということになりました。初めて小説文体で書いてあります。いずれの場合も、友人知人には好評でありましたが、不特定多数の方に楽しんでいただけるまでには届かなかった、というところでしょうか。

現在、私は当地方の文学教室に参加しておりますが、毎月数冊の同人誌が並ぶ盛況に圧倒されております。出版不況、小説の退潮、等々世の中の動きは急ですが、「自費出版」はいつの時代にも、こころの原点であり続ける気がします。私の場合、初めてお世話になったコシーナブックスは、パソコンワード時代の製本を低コストで実現する、というわかりやすさがとっても魅力で、優れていると思いました。

あとは「よい作品」を書けるか、というプレッシャーを感じております。

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